人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

転職するべきかどうかの見極め方 その2

さあ、今日はみんな大好きお金の話だ。
転職を考える動機のもう一つに、「給料が安い」というものがある。

この辺は特に若年層に多いように思うが、切実だし、大事な話だ。
ただ、若年層に限って言うと、働いているうちに徐々に給与が上がっていくこともあるし、実は若い時ほどお金がかかるものだったりする。

持っているものが少ないので買い集めなければならないし、自由になったお金で色々やってみたいものだ。
お恥ずかしながら小生も20代の頃は、カードローンで遣り繰りしていた時期もあった。

なので、若いビジネスパーソンが、今の時点で「お金がもっとあったらなぁ」という動機で転職をするのは、よくよく慎重に考えたほうが良いと思う。
慎重になるべき理由は他にもあって、退職金の問題だ。

もちろん、そんな制度があれば、の話なのだが、転職すると退職金は大きく損をするようにできていることが多い。
若いうちは積み上げた退職金も少ないし、転職先に退職金制度があれば、また積み立てていけば良いのだが、それなりに勤務すると、影響は大きい。

詳しくはあなたご自身の給与規定を調べていただきたいが、会社都合の退職時は満額だが、自己都合(いわゆる転職)だと、半額以下になったりする。
小生が銀行をやめた時はそうだった。

という訳で、お金を重要なファクターとして転職をするときは、よく計算してから、ということで。
長くなったので、一般的な給与水準の話とか、転職時に年収は上がるのか、下がるのか、といったような話は、また機会を改めて。

まぁ、ご参考ということで。