人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

新規事業開発

生命線を守る

今日伺ったお話しの中で、もっとも印象的だったのが、このタイトルの言葉。 群雄割拠、激変必至の業界環境にあって、業界の一翼を担うプレイヤーとして、どう戦っていくのか、という文脈から出てきている。 ざっくりいうと「我々にとっては、〇〇が生命線。…

社会の垣根を低くする

ふわっとした話をする。 「こうありたいなぁ」という類の話だ。 今日、色々な人と新規事業の議論をしていて、個人的に感じたことである。 例として述べるのだが、ペット関連の事業を議論していた時の話。 アイデアが二つあって、一つはペットオーナーのニー…

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

いうまでもなく、孫子の名言。 一応解説のリンクを貼っておく。 http://kotowaza-allguide.com/ka/karewoshiri.html 孫子は割と戦争でどうするかという話より、戦争になる前からどうしておくべきか、という内容が殆どだったと記憶しているが、ともあれ、ビジ…

事業の奥行きを作る

世の中には色々なビジネスが存在するが、目に見えているビジネスだけのものもあれば、外からは見えないところに「稼ぎどころ」があるビジネスもある。 後者で比較的有名なのは、百貨店だろう。 百貨「店」というくらいなので、目に見えるのはお店だが、稼ぎ…

新年あけましておめでとうございます

新年1回目は、会社のウェブに公開したコラムを転載します。 魂込めて書きましたので(笑)、ご笑覧ください。 改めて本年もよろしくお願い申し上げます。 「我々は何者で、どこへ向かうのか」 新年あけましておめでとうございます。本年も皆様にとって、実りあ…

案ずるより産むが易し

お陰様で無事に2017年最終営業日を迎える事が出来ました。 本年のご愛顧、心より御礼申し上げます。 今年も一年、新規事業と人材採用の両面に関わり、お客様からの期待が日々高まって行くのを実感しながら、出来る限りのチャレンジを行って参りました。 来年…

新規事業の比較対象が変わった

企業が新規事業に対するスタンスが変わったなと、最近本当に実感する。 真剣度が上がったのはきっとお察しがつくと思うが、いったい「どう上がった」のか? かつては、新規事業の比較対象は既存事業だったと思う。 今あるビジネスと比べて、儲かるのか、成長…

自分の役割に名前を付ける

たまたま同僚と、肩書について雑談をしていて。 最近の小生の周りでは、「ビジネスデザイナー」とか、「クリエイティブディレクター」とか、「プロデューサー」などの肩書を目にするようになった( もちろん昔から「コンサルタント」も見る)。 カタカナが多…

地獄への道は善意で敷き詰められている

ヨーロッパの諺らしい。 個人的にはマルクスの言として聞いた記憶があるが、どうなんだろう。 一応解説のブログを貼っておくが、「自己責任」が問われる欧米らしい言葉である。 http://mojix.org/2009/03/20/the_road_to_hell ちょっと違う解釈だが、組織に…

忖度上等

別に今年一年を振り返るつもりはないのだが、「忖度」というワードは社会の多くの耳目を集めた。 大企業のネタだったということもあるが、それだけみんな心当たりがあった、ということでもあろう。 あの企業の「忖度」は、言外の意味を読むことで、責任の所…

目的と手段

人生では時々「手段が目的化する」場面に遭遇することがある。 健康維持が目的なのに、ひたすらトレーニングを積んで怪我をするとか、お金を稼ぐ目的のはずが、会社に住んでしまっているとか。 自分を見失ってしまっているので、それはそれで冷静にならなけ…

責任を感じるのもほどほどに

組織で新しいチャレンジに取り組めば、思い通りにいかないことは日常茶飯事である。 それを、いかに前に進めるか、弛まぬ努力を続けることは、もちろん素晴らしいことだ。 しかし、自分の努力が足りずに上手くいかないこともあるだろう。 当然、振り返り、反…

ニーズを置き換え、拡大させる

イノベーションの議論の中で、よく出てくる話として、どんな事例も、全くの新しいニーズを生み出したケースというのは殆どなくて、実際にはすでに存在した「何かのニーズ」を置き換えたものだ、というものがある。 曰く、自動車は馬車の置き換えであり、電話…

アナロジーの話

小生が尊敬してやまない人事コンサルタントがいるのだが、その方がリードする新卒採用プロジェクトにご一緒したことがある。 誰をターゲットにし、会社をどのように見せ、選考プロセスで如何に学生が離脱しないオペレーションを組むか、という観点でアドバイ…

イメージで語っていないか

先日読んだビジネス書に、「〇〇は合気道のように」というくだりがあって、小生は「またか」と辟易したのである。 合気道はお歴々の先生方が、割と自由に教えてきた経緯もあって、「まちまち」なイメージが流通しがちである。 その本も「開祖はそんなこと一…

一隅を照らす

「一隅を照らす」という言葉をご存知だろうか? 天台宗が起源だそうだけれども、まぁ、「持ち場持ち場でベストを尽くせ」というのが、ものすごくざっくりした意味だと理解している。 一応関連のリンクも貼っておく。 http://ichigu.net/ 大きな事業を仕掛け…

変人、偉人、凡人

今日、お世話になっている友人と、所属部門の採用の話になった。 そちらはまだ歴史の浅い新設の部門で、優秀だけれどある種既存の枠組みに収まらなかった人達が、色々な事を試しながら、クライアントへの提供価値を見定め、部門として存在を確立してきた経緯…

中途半端な買い物が一番いけない

わたくしごとだが、小生は少しカメラをいじる。 先日、自分にとっては清水の舞台から飛び降りる心持ちで、ハイエンドのレンズを買った。 前々から欲しかったのだが、額も額ではあるものの、経済的損失というより、買っても使わなかったらどうしようという、…

アイデア倒れ

今日は、クライアントのご厚意で、某技術展示会の視察に伺ってきた。 目的の一つである、某社の展示を拝見したのだが、正直腑に落ちない。 その会社は、広い領域で基礎から応用まで研究もしているし、そのアウトプットとしての製品もあって、ある意味さまざ…

自社の強みを見出す

最近クライアントに申し上げていることを幾つか。 企業活動では、何をするにも自社の強みを知っておいて損は無いわけだが、これがなかなか中の人が冷静に理解するのは難しい。 日本人の特性なのかもしれないけれど、大抵自己評価が低いので、自社の人間同士…

わからない事をわからないままに進められるか

今日はこの記事をシェアしておきたい。 http://diamond.jp/articles/-/150300?page=3 企業での新規事業、イノベーション推進にあたり、「賢い人たち」が、わかるように説明を求め、結局それがイノベーションを阻害する、という話である。 新しい取り組みを検…

井戸を掘る人

今日ご一緒した大企業のトップが仰っていたこと。 対立概念は「地図で掘る場所を決める人」だ。 もちろんどちらも大事なのだが、ともすれば組織には「地図で掘る場所を決める人」ばかりになりやすい。 だって、井戸を掘るのは大変だから。 疲れるし、泥だら…

顧客体験が変わると、課金も変わる

今日、Apple Storeで実際にあった、やたら元気な店員のにぃちゃんとの会話。 小生が同社のイヤホンを付けていることを受けての流れである。 「お客様、何か有料音楽配信のサービス、使われてますか?」 「使ってるよ。Spotifyのプレミアム。ごめんね、Apple …

新規事業アイデアの見切り時

新規事業立ち上げの経験のある方ならお分りいただけると思うのだが、アイデアを検討していく中で、色々難しい局面に遭遇していくことになる。 難しい局面そのものは、粛々と潰していけばいいので、実はそんなに「難しく」は無いと思っている。 寧ろ本当に難…

仲間を作る

どんな仕事でも、一人で完結するということはありえない。 新規事業では特にそうだ。 出発点が自分のやりたいことだったとしても、会社が認めてくれなければ事業としては立ち上がらない。 大義がなければ、協力してくれる人も増えない。 自分のやりたいこと…

良いアイデアを生み出す方法

今日、ちょっとしたインタビューを受けていて、最初に聞かれた質問がタイトル。 「そんなんあるか!」とはもちろん言わない(笑)。 もちろん、安直な方法はないんだけれど。 お答えしたのは二つ。 一つは、余裕を持って日々の仕事なり、生活なりに取り組むこ…

目に見えない成果に対する努力

武術の稽古というのは、最初のうちは目に見えて上達するけれど、それはせいぜい初段まで。 期間にすると2〜3年というところだろうか。 そこから先は、少なくとも素人目には見えない成果を、どう作り上げていくか、という営みになる。 スポーツであれば、タイ…

どんな新規事業がうまくいくのか?

これは、おつきあいが始まったばかりか、始まる前のクライアントからよく聞かれる質問である。 正直にいうと、残念ながらわからない。 もちろん「それっぽい」ことを言って、感心させるくらいのことはできるが、そういうことは不誠実だと思うのでやらないし…

不合理な意思決定

小生と別の分野でコンサルタントとして活躍されている方とディスカッションをしたのだが、新規事業を行うという意思決定は、本来かなり不合理なものなのではないか、という意見が出た。 新規事業というのは、その会社として未知の領域へのチャレンジであり、…

新規事業を成功させるのはどんな人なのか

今日、クライアントのキックオフイベントに参加していて、参加者の方から「新規事業を成功させるのはどんな人なのか?」という質問を受けたのである。 質問を受けて「はて?」と考えてしまった。 年間で何十人も伴走して、成功も失敗も一緒に味わっているの…