人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

ビジネスよもやま話

危機で人は育つ

良い会社というのは、人材を育成するための様々な仕掛けを持つ。 研修然り、配属然り。 採用から伸びしろのある人材を狙って育てるという考え方だってある。 しかし、優秀なリーダーが引っ張る組織というのは、ポテンシャルがある人材が居ても、その能力を発…

サービス品質は簡単には上がらない

今日は朝から大変であった。 用賀のクライアントのところで朝10時からワークショップのファシリテーターを務めることになっていたので、半蔵門線で向かっていたのだが、三軒茶屋で停電があって田園都市線が止まり、乗っていた半蔵門線も永田町で足止めを受け…

公知化戦略

特許、知財の世界は奥が深くて、小生も聞きかじり程度の知識しかない。 新規事業の世界にいると、新しい事業とセットで特許を取りに行くのかと思われがちだが、実際は意外とそうでもない。 特許を取るということは、中身をオープンにするということ。 そうな…

面白いアイデアなんか、いらない

今、新規事業開発で何が求められているのか? 企業によってニーズは色々だろうけど、はっきり言って、「面白くて儲かる事業」なんて、ある訳がない。 いつだって新規事業は荒削りで、不確実で、よくわからないものなのだ。 成功事例の完成形だけ見て、「ウチ…

周りの人はちゃんと見ている

真剣に考え、行動し、努力している人というのは、結果が出ていなくても周りの人はわかるものである。 周りの目を気にして、「こんなことを言ったらバカにされるんじゃないか?」「恥ずかしい」などと考える人は、まだまだ真剣じゃないんだと思っている(仕事…

多様性とビジョンと

今日はこの記事を。 https://www.businessinsider.jp/post-105785 サイボウズ青野社長の、働き方改革を巡るインタビュー。 中の方にお話を聞いたこともあるけれど、やっぱり凄い組織である。 別にぶっ飛んでいるわけではなく、「そりゃそうだよね」という正…

転職組の時代が来た!

本当に転職組の時代が来たかどうかは、歴史の判断に任せるとして(いきなり逃げを打つ(笑))、最近大手のクライアント群から、「どうも最近活躍している人材を見ていると、中途が多い。うちのプロパーは大丈夫か?」というお話をチラチラ聞くようになった。 今…

結局何がしたいのか?

チャットで新規事業の相談を受けながら、今日のブログを書いている。 新規事業の本質的な難しさは、起案者のやりたいことと、世の中が求めていることと、会社が目指す姿とが、合致している必要があることだ。 このテーマの設定については、やりたいことと世…

石の上にも三年

石の上にも三年という諺の解説リンクを一応置いておく。 http://kotowaza-allguide.com/i/ishinouenimosannen.html 何が何でも三年なり一定の期間我慢することが全てではないと思うが、ある分野の仕事に従事しているとして、集中して取り組み続ければ、一定…

社会は複雑化しているのだ

あまりマスコミが謳うような流行りのテーマというものについては、懐疑的な方である。 特にビジネス系で、日経新聞あたりに取り沙汰されている話題は特に。 マスコミは世論を盛り上げるのが仕事だったりするので、往々にして実態を伴わないし、業界のプロか…

たかが考え方、されど考え方

今日は、働き方について先進的な取り組みをされていらっしゃる企業さんへのインタビュー。 大変素晴らしいし、是非働きたいと思ったし、世の中の会社がみんなこんな感じだったら、どれだけ良い世の中だろうと感心した次第。 その先進的な取り組みは、ざっく…

オープンに活動していれば、道は開ける

おかげさまで今日も大変忙しい1日であった。 殆どが、かつてお世話になった方々に甘えて、インタビューのお時間をいただいた訳だけれど。 内にこもって考え続けることなく、外に出てインタビューをすれば、とても楽しいし、ブレイクスルーも見えてくるもの。…

イノベーションは思いもよらない方向から

本日、ある勉強会に参加して、こんなことがあるのだなと感心した話。 国土交通省による「健康医療福祉」に関する取り組みについてである。 厚生労働省ではない。 「あの」国土交通省である。 内容としては、改めてコンパクトシティ関連の話なのだが、単純に…

戦略なのか?外部要因なのか?

今日はこんな記事を読んで、大変に考えさせられた。 http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1709/27/news010.html 日本でも拡大中のコストコホールセールは、本国アメリカでは良い雇用主として表彰されているのだそうである。 詳細はリンク先をご覧い…

閾値を越える

イノベーションとその周辺においては、いかにティッピングポイント(閾値)を越えるか、について議論されることが多い。 キャズムを越える話と同じと言ってもいいかもしれない。 ティッピングポイントについては、こちらのリンクを引用する。 http://www.itmed…

スランプの抜け方

タイトルでこんなことを書いておきながら恐縮なのだが、正直なところ小生はスランプになった経験がない。 いや、あるんだけど忘れているだけかもしれない(笑)。 そもそもスランプというのは、特定の評価軸で長年結果を出し続けていた人が経験するものであっ…

一点突破の凄み

今日はこの記事に言及せねばなるまい。 monoist.atmarkit.co.jp 少々長いが、是非ご一読いただきたい。 世の中にではイノベーションイノベーションと騒がれているが、現実の世界では、リソースも限られ、現場は疲弊し、強烈なグローバル競争の拡大という、絶…

切り捨てる決断は誰のためか

こんな記事があって。 artsandscience-kipling.blogspot.jp キャリアの議論の中では結構一般的な話なのだが、日本の組織はそれほど評価が高くない人に対して引導を渡さないので、結局潰しが効かない人材に仕上がって、みんな不幸になるという。 もちろん引導…

去り時、引き際

現役引退はそれだけで一つのドラマである。 ドラマになるということは、それだけ重みのあるストーリーが内包されるという一方、誰しも決まった通りに綺麗に終われないということでもあると思う。 だって、綺麗に終われるのであれば、それはドラマにならない…

最後は本音がモノを言う

ビジネスの交渉でも、転職でもそうだけれど、本音はとりあえず奥にしまっておいて、タテマエからやり取りがスタートすることは多い。 いずれも「握手」をするタイミングでは、お互い本音をさらけ出しておかないと、あとあと不幸になるのは誰が見ても明らかな…

自分の信じられるものを見つける

新規事業構築において、行き詰まるパターンの一つに、「何がしたいのかよく分からなくなる」というものがある。 開拓すべき新市場とか、売るべき新商品などのミッションが与えられている場合は、なんらかの形でPDCAを粛々と回せば良いので、まあ話が早いとい…

根性論は脇に置いておいて

いつの時代も日本の企業は、社員の覚悟を求めがちである。 もちろん、極限状態で最後にモノを言うのは、というのは確かにあるが、日常から求めすぎのような気がする。 戦い方のフレームワークとして、かつて「戦略・戦術・戦闘」というレイヤリングの話をし…

思考には枠組みが必要

ものを考えるというのは、誰にでも出来ることだけれど、思考を「深く」していくのは、どうもコツがいるようである。 今日、外部講師をお招きしてのワークショップを運営したのだが、そこで「6つの帽子思考法」というのを展開いただき、場が盛り上がるだけで…

本当に「失敗を許容しない」のか?

なぜ今の会社でイノベーションが起きないのか、という議論の中で、必ず出てくる原因の一つが、「失敗を許容しない文化」である。 減点法の評価をする会社・組織はよくあるし、そういう文化がある事自体は否定はしない。 しかし、それ故にイノベーションが起…

「イノベーションとは未来の売上を作ること」

クライアントからの又聞きで恐縮だが、「イノベーションとは未来の売上を作ること」と仰っている方がいるそうである。 けだし名言である。 もちろん、イノベーションの価値を低く見ているとか、もっと非連続なものがイノベーションであるとか、色々ご意見は…

そのニーズは本当に存在するのか?

新規事業では「あるある」の問いかけである。 一方で、その答えを掴むのが本当に難しい問いかけでもある。 例えば新規事業提案で、保育園をやりたい、というお話はよくある。 待機児童も解消しないし、社会的な要請も強いし、身近に困っている友達も居る。 …

本当に優秀な人を採用しようと思ってますか

アンドリュー・カーネギーの墓石に『己より優れた者を周りに集めた者、ここに眠る』と彫ってあるというのは、あまりにも有名である。 ちょっとキザな気もするが、いやだいぶキザだが、この言葉を本当に実感している人はどれ位居るのだろうかと思う。 同じ言…

社会の変化と向き合う

若者の〇〇離れ、というのがある。 聞くところによれば、100個以上あるらしい。 若者はなんでも離れまくりである。 アメリカを中心に言われている「ミレニアル世代(1981年から1996年に生まれた人々で、その人口はアメリカ全体の約2割、7000万人以上に上る)」…

なぜ組織内コミュニケーションに、こうも手間がかかるのか?

昨今話題の「働き方改革」を巡って、下記のような主張を目にした。 https://www.businessinsider.jp/amp/post-100838 この記事の趣意自体は、読むに値すると思うので、是非ご一読を。 しかし、小生が引っかかったのは、記事中の「大企業の労働生産性が悪い一…

ネガテイブ情報は酒を注ぐように

先週のエントリー、「別れても好きな人(笑)」に教わった話である。 当時、駆け出しの人材紹介コンサルタントとして、企業と人の間に入って仲介役をしていたわけで。 転職の場面では、「初めまして」からコミュニケーションが始まるのだが、企業も人も、当然…