人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

ビジネスよもやま話

「8050問題の深層」 読了 〜誰もが当事者・関係者になりうる〜

リンクはこちら。 8050問題の深層: 「限界家族」をどう救うか (NHK出版新書) 作者:稔, 川北 発売日: 2019/08/30 メディア: 単行本 8050問題をご存知だろうか。 引きこもりの子供を抱えた家族が高齢化し、親が80代・子供が50代となって、いよいよ切羽詰まる問…

イノベーションに必要なことは、愛情

ここ数年、ずっと新規事業開発とか、イノベーティブな組織づくりといった議論をクライアントと続けていて、結論的に思っていることがある。 それが「イノベーション」と呼ばれるものかどうかはわからないが、新たな何か、世に衝撃を与えるような何かを生むた…

「2020年マンション大崩壊」 読了 〜これを読んでマンションを買えるか〜

リンクを貼る。 2020年マンション大崩壊 (文春新書) 作者:牧野 知弘 発売日: 2015/08/20 メディア: 単行本 当方、持ち家マンション居住。 リーマンショックの時に管理組合の理事長を務め、デベロッパーとゼネコンの立て続けの破綻と債権者集会、怪文書飛び交…

対話力を鍛える

小生の娘は8歳。 言葉を覚えるのは早かったし、今もってよく喋るのだが、これが猛烈にイライラさせられることがある。 娘の会話は、ダメなコミュニケーションの例が集約されているので、親としての恥を忍びつつ、大人の学びとして整理しておきたい。 ダメな…

野放図とマイクロマネジメントの間

現場のやりたいことをやりたいようにしていたら、経営は成り立たない。 ガバナンス不在である。 その時その時のスピードは早くなるかもしれないが、やらなくて良いことまでやってしまうかもしれないし、大きな失敗だって起こりうる。 なので、ガバナンスとい…

「AI時代に輝く子ども」 読了 〜人間は回帰する〜

まずはリンク。 AI時代に輝く子ども STEM教育を実践してわかったこと 作者:中村 一彰 発売日: 2018/12/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) 当然人の子の親として、こういう本に興味は持ってしまう。 Amazonでの評価も高かったため拝読。 STEM教育スクール…

「右脳思考」 読了 〜むしろガチガチの論理思考の方が少ない〜

リンクはこちら。 右脳思考 作者:内田和成 発売日: 2018/12/26 メディア: 単行本 内田氏の著作は何作か読んだことがあるので、日替りセールで推奨されたタイミングで購入。 「仮説思考」「論点思考」に続く三部作の集大成、みたいなコピーを見た記憶があり、…

「逆境を『アイデア』に変える企画術」 読了 〜あくまで中心はビジネス〜

リンクはこちら。 逆境を「アイデア」に変える企画術 ~崖っぷちからV字回復するための40の公式~ 作者:河西智彦 発売日: 2017/10/03 メディア: 単行本 Kindle Unlimitedの一覧で拝見して、評価も高かったので拝読。 なんせ企画の仕事しているんでね…。 博報堂…

「欲望の資本主義」 読了 〜思想的に大きな変化が訪れつつある〜

まずはリンク。 欲望の資本主義3: 偽りの個人主義を越えて 作者:俊一, 丸山,NHK「欲望の資本主義」制作班 発売日: 2019/06/28 メディア: 単行本 欲望の資本主義 作者:俊一, 丸山,NHK「欲望の資本主義」制作班 発売日: 2017/03/24 メディア: 単行本 欲望の資…

ターゲット不在の恐ろしさ

昨日たまたまネットをうろうろしつつ、広告を踏んだ流れである自動車メーカーのセダンの商品ウェブサイトをなんとなく見ていたのである。 「おぉ、結構高いな」とか、そんなどうでも良い感想を抱きつつ、ふとデザインしか「推し」ポイントが無いことに気付く…

「ガウディの伝言」 読了 〜こういう仕事に憧れる〜

リンクを貼る。 ガウディの伝言 (光文社新書) 作者:外尾 悦郎 発売日: 2006/07/14 メディア: 新書 Kindle日替りセールでお薦めされ、レビューが高かったので購入。 昔見たコーヒーのCMで、著者である外尾氏の存在は知っていたのだが、なんとなくの興味本位で…

偉い人ほど忙しい会社、偉い人ほど暇そうな会社

何度も言及しているが、小生はたくさん転職をしているので、日本の複数の業界の複数の会社を中から見てきた。 その経験をもとに言わせていただくと、会社には、偉い人ほど忙しい会社と、偉い人ほど暇そうな会社がある。 「暇そう」と書いてしまっているのだ…

「リフレクティブ・マネジャー」 読了 〜しっくりきて何故か頭に残る〜

リンクはこちら。 リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書) 作者:中原 淳,金井 壽宏 発売日: 2009/10/16 メディア: 新書 著者は「キャリア」「組織」「経営」といったキーワードで必ず遭遇するであろう重鎮お二人。 興味のある領域な…

リモートワークのコツ

昨今のコロナウィルスの影響で、リモートワークの話題が喧しい。 実は小生、3〜4年ほどリモートワークメインの勤務形態を続けていたので、そこから得られた大小様々なコツを述べてみたい。 ITツール類は所属企業のポリシーによってままならない部分はあると…

手柄をもって出世させて良いのか。

「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」という言葉がある。 こちらの記事によると、中国の古典「書経」ということらしい。 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47762 成果を挙げた人間は報酬で報い、人格の優れた人間にポジションを、と…

「グローバル資本主義VSアメリカ人」 読了 〜ニュースには出ないアメリカのB面〜

リンクはこちら。 グローバル資本主義VSアメリカ人 作者:篠原 匡 発売日: 2020/02/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) さる有名論客が強く推していたこともあり、興味を持って購入。 アメリカ経済や社会を知ることは、今後のビジネスの展望を睨む上では基…

「ザッポスの奇跡」 読了 〜組織は一日にしてならず〜

リンクはこちら。 ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~ 作者:石塚 しのぶ 発売日: 2010/12/21 メディア: 単行本 組織論は常にウォッチしているのだが、先日読んだ本の中でも言及されていた、ザッポスの組織文化に興味があり、手…

「知性を磨く」 読了 〜どうも含蓄がある〜

リンクはこちら。 知性を磨く~「スーパージェネラリスト」の時代~ (光文社新書) 作者:田坂 広志 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2014/06/20 メディア: Kindle版 著者は日本の有名シンクタンクの設立者で、大前研一氏よりは若い世代だが、日本のコンサル…

「雑草はなぜそこに生えているのか」 読了 〜これは戦略論〜

まずリンク。 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略 (ちくまプリマー新書) 作者:稲垣栄洋 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/02/16 メディア: Kindle版 以前に当該著者の本を読み、非常に興味深かったことを記憶しており、セールのタイミ…

「45年間トップセールス最強営業術」 読了 〜読んでいると営業したくなる〜

リンクはこちら。 45年間トップセールス「最強営業術」 誰でも今すぐ売れる一流営業の教科書 作者:府中 伸一郎 出版社/メーカー: ごきげんビジネス出版 発売日: 2019/04/22 メディア: オンデマンド (ペーパーバック) 若い頃、営業には苦手意識があって、自分…

「Extreme Teams」 読了 〜企業文化も差別化の戦略〜

リンクを貼る。 EXTREME TEAMS(エクストリーム・チームズ)--- アップル、グーグルに続く次世代最先端企業の成功の秘訣 作者:ロバート・ブルース・ショー 出版社/メーカー: すばる舎 発売日: 2017/11/19 メディア: 単行本 新規事業開発も、結局は組織文化に依…

他部署の悪口を言うな

人間というのは、すぐにセクショナリズムに陥るものだと思っている。 普段一緒に仕事をしている同部門の人間は仲良くなりやすく、理解もできるので、仲間意識を持ちやすい。 そうではない他部署については逆に、対立しやすい心理状況になる。 しかし、仲間意…

「少子化する世界」 読了 〜問題は分解すれば見えてくるものがある〜

まずはリンク。 少子化する世界 (日経プレミアシリーズ) 作者:村上 芽 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2019/04/09 メディア: 新書 新規事業開発も経営企画も、未来予測が重要。 なので人口問題に関わる書籍は何冊か読んでいるが、本書は初版が…

「チームの力:構造構成主義による”新”組織論」 読了 ~ピラミッドではないチーム運営~

リンクを貼る。 チームの力: 構造構成主義による”新”組織論 (ちくま新書) 作者:西條 剛央 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/05/08 メディア: 新書 Kindle日替わりセールでお薦めされ、レビューも高かったのでポチッた一冊。 組織論は個人として興味関…

「若い読者のためのアメリカ史」 読了 〜強靭で多様な歴史〜

リンクを貼る。 若い読者のためのアメリカ史 【イェール大学出版局 リトル・ヒストリー】 作者:ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン 出版社/メーカー: すばる舎 発売日: 2019/02/18 メディア: Kindle版 イェール大学出版局の歴史シリーズは本書で3冊目にな…

社会の責任にしない

最近いろいろとネットメディアで記事を読んでいて、日本の社会課題、特に働き方等に対する課題をテーマにしたものを目にすることが多くなった気がする(そういう記事を選んで読んでいるから、というところもあると思うが)。 記事としては「課題山積」感を醸…

目に見えない技術

合気道とは別に、相変わらずランニングに力を注いでいる。 先日はフルマラソンをやったけれど、もっと上のレベルを目指したいという気持ちは変わらず持ち続けていて。 そんなわけで、まあまあ頑張っていて、おそらく長距離走については43年の人生の中で最高…

「国語ゼミ」 読了 〜国語を読めるということは知性そのもの〜

リンクを貼る。 国語ゼミ―AI時代を生き抜く集中講義 (NHK出版新書 554) 作者:佐藤 優 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2018/06/07 メディア: 新書 Kindle Unlimitedに佐藤優氏の著作が上がってきたのでとりあえず読むことに。 以前見た氏の記事に、国…

「宿澤広朗 運を支配した男」 読了 〜サラリーマンはこれを読んでどう考えるのか〜

リンクを貼る。 宿澤広朗 運を支配した男 (講談社+α文庫) 作者:加藤仁 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/01/29 メディア: Kindle版 ご存じない向きに解説しておくと、宿澤広朗という人は、ラグビーの選手としても全日本の監督としても結果を残した人で…

「走れるカラダになる 体幹3Sメソッド」 読了 〜理屈はそうだとわかっちゃいるけど〜

まずはリンク。 走れるカラダになる 体幹「3S」メソッド 作者:青山剛 出版社/メーカー: 日本文芸社 発売日: 2016/02/06 メディア: Kindle ビジネスとはあまり関係なく、趣味のランニングに関する本なのだが、読書メモとし記録しておく。 ランニング解説書…