人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

ビジネスよもやま話

ネガテイブ情報は酒を注ぐように

先週のエントリー、「別れても好きな人(笑)」に教わった話である。 当時、駆け出しの人材紹介コンサルタントとして、企業と人の間に入って仲介役をしていたわけで。 転職の場面では、「初めまして」からコミュニケーションが始まるのだが、企業も人も、当然…

「別れても好きな人」

何だそりゃ、というタイトルで申し訳ない。 小生がある会社で怒涛の青春を送っていたとき、当時の社長にはビジネスパーソンとして本当に色々なことを教わった。 主にスキルやテクニックだけれど、それで実際成長したし、一生喰っていけるだけの自信もついた…

「同じ風呂に入れ」

以前も書いたことがあるのだが、若い頃に教わり、今も大事にしていること。 何かの意見、感想、クレームを述べている人に対して、第三者的な評価をするのではなく、まずは同じ立場になって共感した上で、何らかのアドバイスなり、コンサルテーションを行う、…

顧客に成長させていただく

下記のブログは独立を考えている方むけ。 blogs.itmedia.co.jp ご縁に感謝、などというと、大変ジジくさいのであるが。 コンサルタントという仕事は、顧客の課題解決が業務だと思っている。 しかし、顧客の課題はケースバイケースでもあるし、逆に各社共通す…

目に見えないところに奥行きがある

銀行に居たこともあって、銀行以外のご出身の方に、15時以降に銀行の中で何をやっているかというお話をすると、大抵「へー!」というリアクションで驚き、感心していただける。 感心していただける方の心理の裏にはたいてい、「サービス業なんだから15時にな…

人を育てる

新規事業のお手伝いなどというお仕事をしていると、クライアントから「あのリクルートと我が社は何が違うのか?」という質問をよく受ける。 ほんの少しグループに所属していただけの小生が、その質問に答えるにふさわしいとは思わないが、ベテランのリクルー…

真の成功者は、なぜ謙虚なのか?

別に「意識高い系」のコンテンツを書きたいわけではない。 縁あって大きな成功を収めた方々と、幸いにも触れ合う機会があり、常々思っていることを一つ。 「成功」と言っても、某ビジネス誌なんかで良くある「年収2000万円以上のビジネスパーソンは…」みたい…

当たり前のことを、バカみたいに、ちゃんとやる

みんなご存知「ABC」である。 「A:当たり前のことを」「B:バカみたいに」「C:ちゃんとやる」だ。 ちゃんと出社する。 ちゃんと期限を守る。 ちゃんと約束を守る。 ちゃんと実績を出す。 ちゃんと報告をする。 ちゃんと管理をする。 ちゃんとメンバーを育成す…

新規事業で本当に大事なこと

2017年8月時点での、小生の裏表のない率直な見解を述べたい。 よく新規事業に関わる世界では、時代の洞察が大事だとか、起案者の本気度合いがモノを言うとか、経営のコミットメントだとか、経営資源を生かすことがキモなのだとか、色々なことが言われている…

機嫌良く仕事をする

コンサルティング業もそうだと思うが、比較的収益性の高いビジネスというのは、継続取引というより、スポットの契約になることが多いだろう。 長くても数年で、スポーツ選手の複数年契約のようなイメージ。 そうなると、ビジネスとしては常に新たな顧客を開…

習慣を「作る」

小生は日々の生活習慣をいじり倒すのが好きである。 継続できる習慣を作ることが趣味化していて、当ブログもその一つ。 当ブログ含め、日記を四つつけているというのは以前申し上げたことがある。 なぜそんなことをするかというと、人間を成長させるのは、習…

時代の変化を捉える

はじめに断っておくが、結論があるわけではなく、どうしたら良いのかな、という話。 先日も、電話が厄介だという話を書いた。 http://dai19761110.hatenablog.com/entry/2017/07/12/202848 新しいツールで既存のツールが時代遅れになるという話でもある。 先…

事業再生のキモ

最近読んだ面白い記事がこちら。 https://www.advertimes.com/20170724/article255054/ 衰退していた雑誌を、新しい編集長があの手この手で立て直すストーリー。 工夫満載なので是非ご一読を。 「衰退の力学」に反する新規事業開発はどのように進めるか、と…

アイデアは質より量

これはもう、アイデア発想の領域では、鉄板で語られている話。 最近色々と考えていて、新規事業開発関連では特に、現実のビジネスシーンでは、圧倒的にアイデアの量(数)がたりてないのではないか、という問題意識に至っている。 量が確保できる働きかけを行…

「なぜ」を問うのは限界がある

製造業の現場では有名な、「なぜなぜ分析」という手法がある。 ある事象に対して、「なぜ」という質問を重ねていくことで(通常は5回)、事象が起きた真の原因を探るというものだ。 ちゃんとした本だってある。 https://www.amazon.co.jp/なぜなぜ分析-実践編-…

皆さんテレワーク、してますか?

今日はテレワーク・デイだそうである。 http://teleworkgekkan.org/day0724/ 小生はお陰様でテレワークの様な働き方をさせてもらっている。 正確に表現するなら、会社に在籍している時間があまり取れない、という方が適切。 直行・直帰の世間一般に合理的な…

文化が行動を支配する

今日は以前大変お世話になった、メーカーの品質保証のプロフェッショナルの方と三年ぶりに再会した。 現在その方は、いろいろな会社のコンサルタントとして、品質関連の改善に取り組んでいるそうなのだが、大変興味深いお話をお伺いした。 現在コンサルティ…

日本のサラリーマンの底力を見た!!

昨日は、クローズドな勉強会に参加して、某自動車メーカーの自動運転技術について、最新の状況を拝見する機会を得た。 この領域、昔ながらの日本の規制の厳しさや、海外事例の華やかさもあり、「日本のメーカーは大丈夫なのか?」と勝手に心配しておったわけ…

人材の活用における大いなる無駄について

小生はカミさんの絶妙な配剤があり、子育てのいろいろな場面に噛ませてもらっている。 まぁ、親なのでそれは当たり前なのだが、ママ友たちとも結構親交がある(残念ながらパパ友はあんまり出てこない)。 で、ママ友にも専業主婦や働きながらの人も色々いるわ…

駄目なら駄目と言うのも優しさのひとつ

なんというか、世の中色々と「優しい」人が増えてきているような気がする。 はっきりしたことを言うと、パワハラといわれるのではとか、不確実な時代の中で断定的な物言いもしにくい、という迷いだったり、あくまで発言した本人の自主性を尊重したい、という…

「働く目標を持つこと。自分の意志で働くということ。」

少し時間が過ぎたが、今日はこの記事を共有したい。 https://www.businessinsider.jp/post-34789 泣く子も黙る(?)有名プロ経営者二人の対談である。 対談そのものは、20代〜30代に向けてとあるが、誰が読んでも良い内容だと思う。 働くってなんだ、という文…

実体験で初めて気付かされること

最近、「電話が厄介だ」という論調が増えて来ていることをご存知だろうか。 https://www.businessinsider.jp/post-34949 小生の実体験としても、実際に電話の利用機会は減っている(仕事の電話と会食の予約の電話が同量くらいではないか?)。 メールは以前か…

市場調査についての諸々(雑感)

新規事業開発でも、転職先探しでも一緒だと思うが、その市場が伸びているのか、というのは重要なポイントとして語られることが多い。 しかしこれは結構難題である。 既に出来上がったビジネスで、業界シェア上位の会社であれば、その市場動向から各種投資判…

振り回されるな、振り回せ

電通の鬼十則ではないのだけれど、振り回される仕事は苦痛だが、振り回す仕事は楽しいのだ。 まぁ、振り回すという表現はちょっと上からだし、マウンティング感があって好きではないが、多くの人に動いてもらう、というイメージが近いかな。 部下から上司へ…

客を選ぶ

小生はこの十年以上、同じ美容師さんに髪を切ってもらっている。 その間、他所で切ってもらったのは、スケジュールの都合で一回だけだったと思う。 表参道の駅から十分くらいの立地の店で、もう十数年、ほぼ一人で経営している。 お世話になったきっかけは、…

会社にとっての意義

新規事業開発をお手伝いしていて、起案者が一番引っかかりやすいのが、ここではないかと最近感じている。 つまりその新規事業を会社でやる意義、意味合いであり、違う言い方をすれば、「なぜやるのか?」ということである。 新規事業というのは、起案者の意…

会社の常識、社会の非常識

タイトルを考えてググったら出てきた記事のリンクを貼っておく。 http://diamond.jp/articles/-/117854 小生が新卒で入社した銀行では、社内でも「銀行の常識は社会の非常識なんだ」と自嘲気味に語る人がまぁまぁ居た。 実際そうだと思っていたけれど、殆ど…

細部で全体は構築できないが、細部から全体は崩壊するかもしれない、という話(Amazonデリバリープロバイダーに寄せて)

皆さんはこの話題をご存知だろうか? http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1068372.html 通販大手のAmazonが、物流を地域の小規模事業者に委託し、配送トラブルになっている話。 個人的な話で恐縮だが、小生もこのトラブルに巻き込まれたとこ…

無駄を削るコツ

小生は仕事カバンを吟味するのが好きである。 モノに拘りがあるというより、より快適に仕事ができる道具を追求するというイメージである。 今の仕事では、PC及び周辺機器をはじめとする商売道具をフル装備で、朝の8時から7アポで2万歩の直行直帰、なんていう…

道具を持っているのと、使いこなせるのは違う

コンサルタントなんていう肩書きで仕事をしていると、流れ上(?)「それっぽい」話を求められる機会が時々ある。 戦略のフレームワークとか、各種カタカナ系ビジネスワードとか。 若い頃、陰鬱な意識高い系(笑)だった小生は、ビジネス系の書籍を、それこそ漫…

危機感を持つ

はっきり言ってしまうが、結果に直結しない、本質から離れた作業を延々続けられる日本企業は、仕事のやり方を根本的に改められれば、再び世界一を狙えるんじゃ無いかと思う。 過去に、会社がいつ潰れるか、なんていう経験をした立場からすると(それとてたか…

人間関係は引き継げない

長く営業の仕事をしていると、人事異動やらで前任者から顧客を引き継ぐこともあるし、自分が誰かに引き渡すこともある。 前任者からは、「このお客さんは関係性も取引も良好だったので、大事にするように」と申し送りを受けて担当を任され、プレッシャーを感…

スキルよりも大事なこと

これは大事なことだなぁ、と考えさせられた記事がこちら。 https://full-count.jp/2017/06/22/post73350/ 野球選手のエージェントが語る、上手くいく外国人選手とそうではない選手の違いについて、である。 折角なので引用してしまう。 活躍できる外国人選手…

やるか、やらないか

新規事業というのは、不確実性へのチャレンジである。 当たり前だが、「やったことがない」から新規事業と言える。 昨今、お陰様でお仕事の引き合いが、市場空前に多くなっている。 ほぼ全ての日本の会社が、本業の劣化待った無し、だからだと思う。 こちら…

対話を進める

社会人になってもう、結構な時間が経つのだが、昔から思っているのは、日本人というのは、本当にコミュニケーションが下手だなということ。 小生自身はもともと対人コミュニケーションに苦手意識があって、それをなんとか向き合って乗り越えてきた、という感…

好きなことを仕事にしてはいけないのか

今日はこんな記事があって、大いに共感するところである。 http://blog.livedoor.jp/tokyojohodo/archives/9586213.html まとめて言えば、好きなことを仕事にするな、ではなくて、好きなことに逃げて判断を見誤ってはいけない、と言うべきであろう、というお…

生き残れない営業がやっていること

この手のタイトルの記事が流れてくると、未だにドキドキして読んでしまう。 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1706/14/news011.html 今更、「できる」「できない」を人から見極められるような歳でもないのだから、「ドキドキ」するのも滑稽な話…

楽しい仕事をしよう

新規事業を考えるフレームの一つに、「Pain or Gain 」と俗に言われるものがある。 出典はおそらく、「バリュープロポジションデザイン」という本だと思うが、事業の価値を、"Pain reliever "と"Gain creator "とに分類するのだ。 リクルート出身者なんかは…

社会の兵站が伸びる

前々から何となく懸念していて、さりとてそれに答えを持っているわけではない話なのだが。 社会が発展していくプロセスで、貧富の差が広がったり、リテラシーの格差が広がったり、興味のカテゴリーが拡散していったり、ということが、必然的に置きていくので…

仲間を作れ

組織人として仕事をしている以上、一人で完結する業務というのは、殆ど存在しない。 それは目に見えたり、見えなかったりするけれど、いつも誰かの支援・協力があって成立している。 ましてや、大きな仕掛け、新規事業のような新しい仕掛けであれば、なおの…

なぜ理念、ビジョンを問うのか?

企業経営において、理念やビジョンの重要性を語る方々は多い。 小生も本当に大事だと思っている。 しかし、小生は20代の頃、その重要性を全く理解していなかった。 所属していた会社の問題なのかもしれないが、会社が掲げるビジョンと、日々体感する現実に大…

試合とKPIと

武道なんかに取り組んでいると、いろんな流派の人と、様々な関わりを持つようになる。 様々な武道が、それぞれの技術体系と文化を持っているのだが、皆が常に試行錯誤しているのが、「試合」との向き合い方である。 武道が想定する戦いの場面というのは、再…

道具を使いこなす

小生はコンサルタントなんていう肩書きで仕事をしているが、若い頃はそういう肩書きの人達に対して、「で、何してくれる人なんですか?(ホントに仕事できるんですか?)」という、大変失礼なスタンスで生きていた。 なんだかかっこよさそうだなという憧れの裏…

トライアンドエラー

我々は新規事業とその周辺にいて、それらに真剣に取り組む人たちと一緒に仕事をしている。 そういう環境の中で、当たり前のように出てくる言葉の一つが、「トライアンドエラー」である。 「トライアンドエラー」、これ、なんとなく流して使っている言葉だが…

あるべき姿を語るだけでは解決にならない

「コンサルタント」などという肩書きを背負って商売をしていて、常々自省しているのが、「あるべき姿を語るだけになっていないか」ということ。 もちろん、「あるべき姿を語る」ことは、決して忘れてはいけないし、現実に妥協して理想像を下方修正するのは、…

単なる思いつきと、事業案との違い

新規事業はどんな人が向いているか、という議論の中で「発想力が豊かで…」みたいなご意見をいただくことがある。 極めて個人的な見解だが、アイデアで勝負できる新規事業は、ほぼ無いと思う。 全世界70億人いる中で、そのアイデアを思いついた人が他に居なか…

鬼十則と働き方改革

色々あって(自粛)有名になった電通の鬼十則。 gigazine.net 「働き方改革」が謡われる人手不足の現代において、そぐわないのでは、という議論もされたが、改めて振り返ってみたい。 鬼十則というのは、一応記載すると、こんな感じだ。 1. 仕事は自ら創るべ…

今の時代感で仕切り直す

新しい事業の話をしているとよく出てくるのが、「かつて華やかだった何かをなんとかして復興したい」というタイプのテーマ。 考えている方の気持ちは痛いほどよくわかるし、小生も武道なんかやっているので、俄然サポートに燃えるタイプのテーマである。 し…

合コンの法則

タイトルは釣りではない(はず)。 これまた小生が駆け出しの人材紹介コンサルタントだった時に、仕えた上司に教わった話。 合コンのベストは三対三である、というもの。 二対二でも四対四でもいけない。 一対一はもちろん合コンではないが、二対二も幹事同…

「やれなかった やらなかった どっちかな」みつを

タイトルでいきなり「なんじゃそりゃ」かもしれない。 相田みつをの有名な作品なのだが。 仕事の(人生の?)場面場面で、まぁまぁ大変な状況というのはあるのだけれど、実行不可能なところにチャレンジせざるを得ないということは、実は滅多にないのだと思う…