人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

キャリア、転職よもやま話

去り時、引き際

現役引退はそれだけで一つのドラマである。 ドラマになるということは、それだけ重みのあるストーリーが内包されるという一方、誰しも決まった通りに綺麗に終われないということでもあると思う。 だって、綺麗に終われるのであれば、それはドラマにならない…

それを「ブラック」と呼ぶか?

「働き方改革」真っ盛りの昨今、いかに生産性を上げるか、労働時間を減らすか、といった議論が各所で行われている。 日本の面倒な労働慣行にどっぷり浸かった小生のような世代は、基本「ブラック」な感じで生きてきた。 是非を問えば、それは非であろう。 実…

最後は本音がモノを言う

ビジネスの交渉でも、転職でもそうだけれど、本音はとりあえず奥にしまっておいて、タテマエからやり取りがスタートすることは多い。 いずれも「握手」をするタイミングでは、お互い本音をさらけ出しておかないと、あとあと不幸になるのは誰が見ても明らかな…

自分の信じられるものを見つける

新規事業構築において、行き詰まるパターンの一つに、「何がしたいのかよく分からなくなる」というものがある。 開拓すべき新市場とか、売るべき新商品などのミッションが与えられている場合は、なんらかの形でPDCAを粛々と回せば良いので、まあ話が早いとい…

「それはあなただからできるんでしょ」問題

昨日取り上げた勝間和代氏の記事に関して、述べたかったことがもう一つ。 http://next.rikunabi.com/journal/entry/20170830_P1?amp=1 ※上記再掲 こういう、何かに秀でることによって卓越した、というような話をすると、「それはあなただからできるんでしょ…

客観視する力、意味付けする力

こんな記事がある。 http://next.rikunabi.com/journal/entry/20170830_P1?amp=1 ちょっと懐かしい、勝間和代氏がゲーム愛を語るという読み物である。 ゲームは目標に向けて最適な行動をとる訓練になるとか、上達するために上手い人に聞きにいくことも含め、…

見た目には責任を持たねばなるまいな

はじめに申し上げておくと、人の見た目に関しては、相手が男女を問わず、人間の方もファッションの方もあまりコメントしないことにしている。 服や小物を褒めることはあるが、生物学的な部分は、褒めても本人が気分を害されることもあるし、コンプラ上線引き…

転職市場は今?

ご存知の通り、有効求人倍率とか、労働人口とか、売り手優位の環境が続いている。 人材系事業者の業績も引き続き堅調であり、市場がよく動いていることが推察される。 一方で、小生が慣れ親しんだ人材紹介の領域は、転職市場の一部しか反映していないと考え…

守破離

物事の上達には、守破離のプロセスがある、というのは、多くの日本人であれば聞いたことがあるのではないだろうか。 一応、解説のリンクを置いておく。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/守破離 小生、武道を25年も取り組んでいて、当然その道に入った初期か…

正社員で居る意味とは?

朝のラジオで聞いたのだが、日本の女性の労働参加率というのは、世界的に見ても見劣りがするものではないらしい。 http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h27/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-02-04.html 求人が増え続けている中、労働人口も過去最大に…

本当に「失敗を許容しない」のか?

なぜ今の会社でイノベーションが起きないのか、という議論の中で、必ず出てくる原因の一つが、「失敗を許容しない文化」である。 減点法の評価をする会社・組織はよくあるし、そういう文化がある事自体は否定はしない。 しかし、それ故にイノベーションが起…

本当に優秀な人を採用しようと思ってますか

アンドリュー・カーネギーの墓石に『己より優れた者を周りに集めた者、ここに眠る』と彫ってあるというのは、あまりにも有名である。 ちょっとキザな気もするが、いやだいぶキザだが、この言葉を本当に実感している人はどれ位居るのだろうかと思う。 同じ言…

なぜ組織内コミュニケーションに、こうも手間がかかるのか?

昨今話題の「働き方改革」を巡って、下記のような主張を目にした。 https://www.businessinsider.jp/amp/post-100838 この記事の趣意自体は、読むに値すると思うので、是非ご一読を。 しかし、小生が引っかかったのは、記事中の「大企業の労働生産性が悪い一…

自分を疑うこと、自分に自信を持つこと

この記事は良い話だったのでシェアしたい。 http://next.rikunabi.com/journal/entry/20170821_P 今日申し上げたいことは、殆どこの記事を読んでくれという感じであるが、役者として自らに自信を持つことと、それを疑って謙虚に努力することの、「行ったり来…

ネガテイブ情報は酒を注ぐように

先週のエントリー、「別れても好きな人(笑)」に教わった話である。 当時、駆け出しの人材紹介コンサルタントとして、企業と人の間に入って仲介役をしていたわけで。 転職の場面では、「初めまして」からコミュニケーションが始まるのだが、企業も人も、当然…

「別れても好きな人」

何だそりゃ、というタイトルで申し訳ない。 小生がある会社で怒涛の青春を送っていたとき、当時の社長にはビジネスパーソンとして本当に色々なことを教わった。 主にスキルやテクニックだけれど、それで実際成長したし、一生喰っていけるだけの自信もついた…

採用のあり方は変わるか?

Wantedlyさん上場おめでとうございます。 http://thebridge.jp/2017/08/wantedly-to-ipo 当サービスが世に出てからオープンな転職活動をしていないため、ユーザーとしての利用経験はないのだが、ソーシャルの時代に適合しつつ、いつの時代も発生するミスマッ…

真の成功者は、なぜ謙虚なのか?

別に「意識高い系」のコンテンツを書きたいわけではない。 縁あって大きな成功を収めた方々と、幸いにも触れ合う機会があり、常々思っていることを一つ。 「成功」と言っても、某ビジネス誌なんかで良くある「年収2000万円以上のビジネスパーソンは…」みたい…

当たり前のことを、バカみたいに、ちゃんとやる

みんなご存知「ABC」である。 「A:当たり前のことを」「B:バカみたいに」「C:ちゃんとやる」だ。 ちゃんと出社する。 ちゃんと期限を守る。 ちゃんと約束を守る。 ちゃんと実績を出す。 ちゃんと報告をする。 ちゃんと管理をする。 ちゃんとメンバーを育成す…

史上空前の求人倍率の中で

正社員の求人倍率が統計を取り始めて初めて一倍を超えたそうである。 http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040001_Y7A720C1000000/ 一人一件の以上の正社員の求人があるということだが、もちろん誰でもある訳ではない。 あったとしても、いい求人な訳でも…

機嫌良く仕事をする

コンサルティング業もそうだと思うが、比較的収益性の高いビジネスというのは、継続取引というより、スポットの契約になることが多いだろう。 長くても数年で、スポーツ選手の複数年契約のようなイメージ。 そうなると、ビジネスとしては常に新たな顧客を開…

習慣を「作る」

小生は日々の生活習慣をいじり倒すのが好きである。 継続できる習慣を作ることが趣味化していて、当ブログもその一つ。 当ブログ含め、日記を四つつけているというのは以前申し上げたことがある。 なぜそんなことをするかというと、人間を成長させるのは、習…

辞め時

今日は政治の世界で辞任のニュースが続いた。 会社員の辞め時というか、現役であれば転職を決意する時、ということになるのだけれど、自身で何回も経験し、転職のお手伝いを仕事にしていた小生にとっても、残念ながらハッキリした理論があるわけではない(も…

「なぜ」を問うのは限界がある

製造業の現場では有名な、「なぜなぜ分析」という手法がある。 ある事象に対して、「なぜ」という質問を重ねていくことで(通常は5回)、事象が起きた真の原因を探るというものだ。 ちゃんとした本だってある。 https://www.amazon.co.jp/なぜなぜ分析-実践編-…

皆さんテレワーク、してますか?

今日はテレワーク・デイだそうである。 http://teleworkgekkan.org/day0724/ 小生はお陰様でテレワークの様な働き方をさせてもらっている。 正確に表現するなら、会社に在籍している時間があまり取れない、という方が適切。 直行・直帰の世間一般に合理的な…

日本のサラリーマンの底力を見た!!

昨日は、クローズドな勉強会に参加して、某自動車メーカーの自動運転技術について、最新の状況を拝見する機会を得た。 この領域、昔ながらの日本の規制の厳しさや、海外事例の華やかさもあり、「日本のメーカーは大丈夫なのか?」と勝手に心配しておったわけ…

人材の活用における大いなる無駄について

小生はカミさんの絶妙な配剤があり、子育てのいろいろな場面に噛ませてもらっている。 まぁ、親なのでそれは当たり前なのだが、ママ友たちとも結構親交がある(残念ながらパパ友はあんまり出てこない)。 で、ママ友にも専業主婦や働きながらの人も色々いるわ…

「働く目標を持つこと。自分の意志で働くということ。」

少し時間が過ぎたが、今日はこの記事を共有したい。 https://www.businessinsider.jp/post-34789 泣く子も黙る(?)有名プロ経営者二人の対談である。 対談そのものは、20代〜30代に向けてとあるが、誰が読んでも良い内容だと思う。 働くってなんだ、という文…

中途採用でリスクを負うのは誰か?

売り手と買い手をつなぐ、いわゆる「マッチングビジネス」という類型がある。 人材紹介業もそうだし、その他の転職メディアや不動産メディアの類もそうだ。 このビジネスの顧客は誰かと言えば、お金を出す側、人材紹介業であれば、採用企業である。 では、採…

市場調査についての諸々(雑感)

新規事業開発でも、転職先探しでも一緒だと思うが、その市場が伸びているのか、というのは重要なポイントとして語られることが多い。 しかしこれは結構難題である。 既に出来上がったビジネスで、業界シェア上位の会社であれば、その市場動向から各種投資判…

振り回されるな、振り回せ

電通の鬼十則ではないのだけれど、振り回される仕事は苦痛だが、振り回す仕事は楽しいのだ。 まぁ、振り回すという表現はちょっと上からだし、マウンティング感があって好きではないが、多くの人に動いてもらう、というイメージが近いかな。 部下から上司へ…

会社の常識、社会の非常識

タイトルを考えてググったら出てきた記事のリンクを貼っておく。 http://diamond.jp/articles/-/117854 小生が新卒で入社した銀行では、社内でも「銀行の常識は社会の非常識なんだ」と自嘲気味に語る人がまぁまぁ居た。 実際そうだと思っていたけれど、殆ど…

「どんなヒトが活躍していますか?」

新卒でも中途でも、面接の場面では大体最後の方に、「何かご質問は?」というやり取りがある。 そんな時に、是非聞いてみたら良いと思うのが「どんなヒトが活躍していますか?」という質問である。 活躍している人の具体例を聞くことで、自分がその会社で上…

危機感を持つ

はっきり言ってしまうが、結果に直結しない、本質から離れた作業を延々続けられる日本企業は、仕事のやり方を根本的に改められれば、再び世界一を狙えるんじゃ無いかと思う。 過去に、会社がいつ潰れるか、なんていう経験をした立場からすると(それとてたか…

スキルよりも大事なこと

これは大事なことだなぁ、と考えさせられた記事がこちら。 https://full-count.jp/2017/06/22/post73350/ 野球選手のエージェントが語る、上手くいく外国人選手とそうではない選手の違いについて、である。 折角なので引用してしまう。 活躍できる外国人選手…

好きなことを仕事にしてはいけないのか

今日はこんな記事があって、大いに共感するところである。 http://blog.livedoor.jp/tokyojohodo/archives/9586213.html まとめて言えば、好きなことを仕事にするな、ではなくて、好きなことに逃げて判断を見誤ってはいけない、と言うべきであろう、というお…

生き残れない営業がやっていること

この手のタイトルの記事が流れてくると、未だにドキドキして読んでしまう。 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1706/14/news011.html 今更、「できる」「できない」を人から見極められるような歳でもないのだから、「ドキドキ」するのも滑稽な話…

仲間を作れ

組織人として仕事をしている以上、一人で完結する業務というのは、殆ど存在しない。 それは目に見えたり、見えなかったりするけれど、いつも誰かの支援・協力があって成立している。 ましてや、大きな仕掛け、新規事業のような新しい仕掛けであれば、なおの…

なぜ理念、ビジョンを問うのか?

企業経営において、理念やビジョンの重要性を語る方々は多い。 小生も本当に大事だと思っている。 しかし、小生は20代の頃、その重要性を全く理解していなかった。 所属していた会社の問題なのかもしれないが、会社が掲げるビジョンと、日々体感する現実に大…

試合とKPIと

武道なんかに取り組んでいると、いろんな流派の人と、様々な関わりを持つようになる。 様々な武道が、それぞれの技術体系と文化を持っているのだが、皆が常に試行錯誤しているのが、「試合」との向き合い方である。 武道が想定する戦いの場面というのは、再…

道具を使いこなす

小生はコンサルタントなんていう肩書きで仕事をしているが、若い頃はそういう肩書きの人達に対して、「で、何してくれる人なんですか?(ホントに仕事できるんですか?)」という、大変失礼なスタンスで生きていた。 なんだかかっこよさそうだなという憧れの裏…

鬼十則と働き方改革

色々あって(自粛)有名になった電通の鬼十則。 gigazine.net 「働き方改革」が謡われる人手不足の現代において、そぐわないのでは、という議論もされたが、改めて振り返ってみたい。 鬼十則というのは、一応記載すると、こんな感じだ。 1. 仕事は自ら創るべ…

総合格闘技で最も強い格闘技は?

武道を嗜む関係もあり、格闘技全般が好きである(見るのもやるのも)。 色々見てみたり、やってみたりして思うのは、格闘技にはそれぞれ、成立した背景と、発展してきたプロセス、現在のあり方が存在している。 格闘技で一番注目されるのは、どうしても試合…

「死ぬ程働く」と「本気で働く」

以前も話題にしたとは思うが、最近また触れる機会があったので、改めて。 皆さんはこれまで、仕事で本気を出したことがあるだろうか? 「本気で働く」のと「死ぬ程働く」のは、いずれも多分ハードワークなのだが、同じではない。 端的に言えば、仕事に対して…

スキルの再現性

転職マーケットにおいては、さんざんその重要性が語られている話ではあるが、改めて。 現職でどれだけ素晴らしい経験を積まれていたとしても、新しい環境での機会を求めているのであれば、もっとも見られるのが、その素晴らしい経験が新しい環境で再現可能か…

中途入社者は生き残らなければならない

今日のリンクはこれ。 http://corp.en-japan.com/success/3508.html 詳しくはリンク先をご参照いただきたいが、中途採用者を早期に戦力化するために、いかに受け入れ態勢を整えるか、という論点である。 自ら多く転職し、また多くの転職を支援してきた立場と…

辞めた会社に対するポジティブなバイアスについて

人間というのは、過去を美化する生き物らしい。 いつまでも過去の苦しみに囚われていては、生きていけない故の防衛本能だろうと思っている。 それが変な形で現れるのが、表題の「辞めた会社に対するポジティブなバイアス」だ。 人間、せっかく意気揚々と転職…

営業には勇気が必要

営業には勇気が必要というのは、小生の拙い営業経験からくる持論である。 「勇気が必要」というのには、いろいろ解釈はあると思う。 社外の人と折衝するというのに、そもそも勇気が必要という人もいるだろう。 本音では、断られるのが自分を否定されたようで…

上手に「下駄を預ける」

「下駄を預ける」という慣用句は、一任する、悪くすると丸投げする、というニュアンスがあるように思うが、ビジネスのコミュニケーションにおいて、特に上位者(上司、面接官、クライアント)との会話において、上手に行うことが大事ではないかと考えている。 …

上司の指示を聞く、その前に

海外駐在員の方から聞いたことがあるのだが、日本人駐在員に雇われていた家政婦は、別の国の駐在員のところに行くと嫌われるそうである(なのでそもそも雇われないらしい)。 というのは、日本人駐在員(とその奥様)が、家政婦を「使う」ことを遠慮してしま…