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人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

次回の掲載は5月8日です。

皆様、良いゴールデンウィークを。

人生で何を残すか?

こんなことを考えるなんていよいよオッさんだなとツッコミを入れつつ…。 以前も言及したことがあるが、後藤新平の言葉に、「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり」という言葉がある。 先日、ある会社の太陽光発電事業について、知人と会話をした…

学んだ知識は使ってみないとわからない

最近読んでなかなか面白かった本に、「確率思考の戦略論」という本があった。 https://www.amazon.co.jp/確率思考の戦略論-USJでも実証された数学マーケティングの力-森岡-毅/dp/4041041422/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1493288936&sr=8-1&keywords=確率思考の戦…

モノを「みる」目とは

「みる」という単語には、多くの漢字があてられる。 見る、観る、視る、診る、看る…。 武道の稽古では、師匠が何気なくやってみせた技から、どれだけのモノを見いだせるか、というのが勝負であり、修行者としての行く末を分かつ、致命的なポイントでもある。…

綺麗な生き様なんて無いんだよ

小生の周辺で直近話題になった記事といえばこちら。 http://ex-career.org/bankruptcy-6month-mm-0407/ ベンチャー企業のCFOとして、潰れそうな状態を如何に迎え、過ごしたかという話。 小生はCFOではなかったが、似たような危機は経験している。 あの時は本…

手段と目的を混同してはいけない

何度もこのテーマは扱っているような気がするが、大事だし今日も仕事で話題になったので、何度でも言及しておきたい。 ところで突然だが、みなさんは「武道」と「スポーツ」の違いはなんだと思われるだろうか? もちろん違いは色々あるのだが、その大きな違…

長いお付き合いを大事にしよう

本日は大学時代の同窓とお会いし、大いに盛り上がった次第。 小生の同窓は法曹の世界にいるので、直接的にビジネスの世界と関わりがある訳ではない。 しかし、小生の仕事でも、規制緩和や法改正が新規事業のメインイシューになることもあるし、法曹の世界だ…

耳年増になるな

エージェントを初めて2〜3年の頃だったろうか。 当時お会いして、今も親交のある方から、「エージェントの仕事は程々にして、いずれは別の仕事にチャレンジした方がいいよ。エージェントの仕事は、色々深い話を知り過ぎて、なんでもわかった様な、耳年増にな…

ちゃんと偉い人と会話してますか?

お陰様で色々な会社からご相談を受けるわけです。 殆ど新規事業テーマだけれど、時に制度設計だったり、人事制度だったり、社内政治だったり、ビジネスプランそのものだったりする。 いい加減なやつだと思われたくはないし、一番避けたいのは「あなたがコン…

大企業の人は変な劣等感を持つことはないと思う

それなりの年数社会人を続けていて、しかも10年以上ベンチャー企業(あえてスタートアップとは言わない)界隈をウォッチしている。 今はこの十数年で3回目くらいのベンチャーブーム、起業ブームの様に思うが、底堅く盛り上がり続けている。 底堅いのは、株式市…

成長に管理が追いつかないのが「成長期」

成長する企業には、人材のニーズが多くて、エージェントとしては良くお手伝いをさせていただいていた。 小生のクライアントは、上場準備会社であることも多く、企業としての成長と、「社会の公器」としての管理体制作りと、二兎を追わなければならない実態で…

見えない成長市場は本当にあるのだ

新規事業のお手伝いをしていると、これから伸びる分野は何処か、という議論になる。 議論しているだけでなく、色々な話を聞きに行ったり、アンテナ高く情報収集をしていると、ある関係者の中では有名な成長市場だったり、ニッチだけれどちょっとネットで調べ…

わからなければ人に聞く

わからなければ人に聞く。 今日は、最も当たり前だけど、最も強力な方法論を、改めて思い知らされた一日であった。 前にも書いたが、悶々としている状態、理解できない状態というのは、自分(達)の中に答えが無いということなので、そのまま思索や議論を続け…

趣味を仕事に生かす

何度かコメントしているが、小生は高校生の時から武道を学び始め、二十数年を経た現在もずっと稽古を続けている。 今も武道が本業だと思っている(世間的には趣味と言うべきなのだろう)が、今日はそのあたりと仕事との関わりの話を。 それこそ若い頃というの…

情熱×ノウハウ×リソース

事業なり、プロジェクトなり、成功要因を因数分解した一つのあり方が、「情熱×ノウハウ×リソース」だと思う。 全部が揃っていれば、多分成功すると思う。 なので、成功するには三つのうち何が足りないかを見極めて、足りない部分を賄う努力をすれば良い。 自…

アクセルとブレーキ

個人的に気をつけていることなのだが、何事も(仕事でも遊びでも)アクセルを踏む瞬間と、ブレーキを踏む瞬間というのがあり、それらを「意識的に」行えているかどうかが大事なように思う。 アイデアを「出す」場面と「叩く」場面は分けたほうがいい、と教わ…

日本の会社にはプロが居ない

まぁ、「居ない」は大袈裟だ。 「結構少ない」位だろうか。 エージェント専業で仕事をしていた時に、クライアントの人事で、「いや〜、これまで営業一筋だったんですが、この度どういうわけか人事部長を拝命しまして…、しかしウチのメンバーは優秀で助かりま…

いま学生だったら、どの会社に入る?

社会人経験をそれなりに積んだいま、学生だったとしたら、どんな会社に入るだろうか? 完全な「タラレバ」論なので、考えるだけ無駄な様な気もしないでもないが、時代感や企業を見る目を考える意味では、悪くない思考実験だと思う。 小生が直感的に考えるの…

市場分析についての考え方

新規事業に関連して、検討している事業案の対象市場が何で、それがどうなっているか、というのはとても重要な論点である。 そもそも、成長している市場を探し出し、事業案を後から検討するという考え方もある。 しかし、市場分析をするためのデータというの…

なぜ人は出世を目指すのか?

「出世する人になりたければ、◯◯しなさい」的な記事をたまたま読んだのだが、きょうびのビジネスパーソンで、「出世したい」と思っている人は、どれくらいいるのだろうか? より大きな仕事、より影響力のある仕事をしたい、というモチベーションはわかる。 …

ゴミを拾う話

若い頃、当時のおじさんから、教訓めいた話をたくさんされて、こんな話はもうみんな知っているかと思っている。 が、最近の若い方とお話しすると、案外ご存じない方もいらっしゃるので、一応申し上げておく。 道端にゴミが落ちていた時に、人間のリアクショ…

成長しない人間は自ら成長する機会を見過ごしている

「日々勉強です」「まだまだ修行が足りません」という様なことを仰る方々はよくいる。 大変謙虚で結構だと思うが、小生自身は表立って申し上げることはない。 その辺の言動に対して、一定の違和感を持っており、はっきり理由を申し上げられるわけではないが…

今期一年ありがとうございました。

来週から新天地に臨む方も、引き続き同じ持ち場で頑張る方も、微妙に変化が訪れる方も、色々いらっしゃると思います。 小生も一年、読んでいただくみなさんのお役に立つような内容を心がけて参りましたが、お楽しみいただけたでしょうか。 しょうもない炬燵…

コミュニケーションはパズルである

決まったスペースに、様々な形や大きさのピースを埋めるパズルがあるとする。 そのパズルの特殊なところは、全部のピースは納まらず、必ず入らないものが発生するということと、隙間なくスペースを埋めるのではなく、大きなピース(=優先度の高いピース)か…

人事異動の季節ですね(今更)

今更だが、春は人事異動の季節。 小生の周りでも、大企業の方は異動のご案内をいただいたりしている。 小生も大企業勤めの時分は、異動の季節になるとソワソワしたものだ。 今の勤務状況に特段不満があるわけでは無いものの、新しい環境・新しい仕事に巡り会…

でも、「逃げる」転職があるのもわかっているよ

昨日のエントリは、お陰様で色々な方に読んでいただきました。 dai19761110.hatenablog.com ありきたりな若者の転職理由(のCM)に、酸いも甘いも経験したおっさんが突っ込む図式である。 でもね、酸いも甘いも経験したおっさんは、今の環境から逃げるために…

転職ナメたらあかん

小生は朝はラジオ派である。 某大手転職メディアのCMが割と流れてくるのだが、「入社して三年、そろそろキャリアアップ目指して転職したいんだよね〜」というセリフがある(どこのCMとまでは言うまい)。 最近はもう、怒りを通り越し、突っ込む気も失せ、完全…

本日の更新はお休みします

また来週、再開します。

転職180日プラン

企業投資、企業再生の世界では、「100日プラン」という概念がある。 投資実行のその日をDay1として100日間で、現状把握→課題の洗い出し→優先順位付けと対策構築→対策チーム組成→キックオフ、までを行うのである。 もちろん凄く大変なのだが、これを最初にや…

シンプルで本質的な質問は強力であるがそれゆえ役に立たない

シンプルで本質的な質問というのがある。 キャリア相談だったら、「あなたは何がしたいんですか?」なんかがそうだろうし、新規事業やスタートアップであれば、「顧客は誰ですか?」などが代表的だろう。 第三者が本人に対して、この問いを投げかけることは…

スキルを効果的に向上させるコツ

こんな記事がある。 http://gigazine.net/amp/20170309-how-to-practice-effectively スキルを上げるための反復練習がどのような構造で定着していくかのメカニズムと、要点として集中できる環境と反復継続の必要性を説いたもの。 一定の技術体系を学ぶ際には…

職場の人間関係は良くも悪くも長続きしない

こんな記事があって。 http://diamond.jp/articles/-/114610 中小企業経営では大変有名な株式会社武蔵野の小山社長のお話(とは言え個人的には「久し振り感」はあるが)。 課長は三年、新人は一年で異動を宣言することで、たとえ苦しくてもその環境が未来永劫…

大企業はやっぱり立派(なところもある)

今日はたまたま、銀行脱藩組同士で会話する機会があった。 辞めてわかる凄さ・ありがたさ、というのが、(ロクでもない人もたくさんいたが)立派な人が多かったという話と、物凄く教育を施してくれたという、いずれも人に関わる話。 小生も、事務系や営業系の…

介護系イベントに参加しての雑感

今日はクライアントのご招待で、ビックサイトで開催されている「ケアテックス2017」という、介護事業者さん向けの商談会イベントに参加してきた。 この領域の事業検討はまぁまぁ行ったことはあるが、業界インサイドのイベントに参加させていただくのは初であ…

耳が痛い

昨日に続き、記事のシェアから。 http://next.rikunabi.com/journal/entry/20170309_D 東レの佐々木さんと言えば、人事界隈(ワークライフバランス)では超有名人。 もう大分お年になられたなという個人的な感慨はともかく、相変わらずの佐々木節である。 端…

同業他社への転職と産業構造の話

今日はこの記事を是非シェアしたい。 https://www.genius-japan.com/blog/toshiba ヘッドハンティング会社の方が、今話題の重電メーカー人材の行く末を論じている。 後半の転職の心構えや、変革期のリーダーシップの話も、示唆に富んでいるので、転職をお考…

キッチリ詰めるとパンクする

こんな記事があって。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/022700049/030700008/?ST=spleaf 東大の西成先生という人は、流体力学の知見から、「渋滞学」という本を書いた人である。 渋滞をしないためには、各車両が40mの車間距離を保つ必要があると…

新天地に臨む若者に幸あれ

縁あって、色々とお話を伺っていた若者が、4月から新しい会社に移ることになった。 移るまでの色々な悩みはお聞きしていたし、決断してからのアレヤコレヤ(現職の引き継ぎも、新天地での導入も)もお聞きしたが、とにかく新天地で成功し、人としての幸せを…

何かに自信を持つことはいいことである

巷ではこんな本が話題だそうである。 https://www.amazon.co.jp/筋トレが最強のソリューションである-マッチョ社長が教える究極の悩み解決法-Testosterone-テストステロン/dp/4426608376 もっとも、小生の「巷」がどうかしているのかもしれないが…。 個人的…

転職エージェントも含めたマッチングビジネスと、自分のキャリアを何処まで第三者に預けるか、という話 その7

今日は、双方代理の功罪について、だ。 双方代理というのは、M&Aや不動産の世界で出てくることが多い概念だが、一人のプレイヤーが、売り手と買い手の代理人を同時に勤める状態を指す。 M&Aの世界では、日本の中では良くあるし(業界最大手がそうだ)、不動産…

転職エージェントも含めたマッチングビジネスと、自分のキャリアを何処まで第三者に預けるか、という話 その6

では、転職エージェントに、どのような「投げかけ」を行うのか? 前回の「相応しい転職者」像で考えると、 「この先ちょっとどうしたらいいのかなぁ」というところが、一番聞きたいところだろう。 もちろんそんな相談はケースバイケースだし、エージェントも…

転職エージェントも含めたマッチングビジネスと、自分のキャリアを何処まで第三者に預けるか、という話 その5

ということで、転職エージェントを含めた「マッチングビジネス」を成立させる要件を、三点に整理した。 では、転職を考えている人で、エージェント等の第三者に相談をするのが相応しいのはどんな人で、どんな「投げかけ」するのが良いのだろうか? 改めて要…

転職エージェントも含めたマッチングビジネスと、自分のキャリアを何処まで第三者に預けるか、という話 その4

「マッチングビジネス」を成立させる要件として、あまり論点にならないが、個人的に重要ではないかと思っているのが、「購買決定要因が曖昧である」ということではないだろうか。 「何を」「いくらで」買いたい、もしくは、「何を」「いくらで」「誰に」売り…

転職エージェントも含めたマッチングビジネスと、自分のキャリアを何処まで第三者に預けるか、という話 その3

もう一つ、「マッチングビジネスとビジネス」が成立する要件として、情報収集のコスト、というのがあると思う。 目の前のものを取り敢えず買っても、そう大きな問題にならないのであれば、深く検討はしないが、「取引のインパクト」が大きい場合、出来る限り…

転職エージェントも含めたマッチングビジネスと、自分のキャリアを何処まで第三者に預けるか、という話 その2

さて、「マッチングビジネス」が成立する要件である。 先ず話の整理として、介在者が存在しない取引を認識した上で、介在者が存在できる要件を探りたい。 田舎道を歩いていて、畑に美味しそうなキャベツが出荷を待っているのを目にした。 そこにいた生産者に…

転職エージェントも含めたマッチングビジネスと、自分のキャリアを何処まで第三者に預けるか、という話 その1

世の中には「マッチングビジネス」という表現をされるビジネスモデルが存在する。 売り手と買い手を媒介者が繋ぎ、売り手と買い手は取引を成立させる機会を得、媒介者はその取引に関わる手数料を得る。 不動産仲介や、証券市場なんかが代表的だし、最近だと…

次の更新は来週です

明日から海外出張のため、記事更新はお休みします。 出張での気付き、学びは折を見てご報告致します。 よろしくお願い致します。

「テーブルの向かい側への転職」

「テーブルの向かい側への転職」というのは、小生の造語である。 仕事の場面で、テーブルを挟んで向かい合う相手側への転職という意味だ。 人材エージェントが人事になるとか、広告代理店の人がクライアントのマーケティング職になるとか、戦略コンサルタン…

全体から細部へ

物事を説明する時に、基本的なパターンというのがある。 一つの考え方としては、表題の「全体から細部へ」と、「細部から全体へ」というパターン。 細部から全体へ展開した方が、ストーリーとしては面白いんじゃないかと個人的には思っている。 ちょっとした…

異業種交流会を乗り切るコツ

新規開拓をミッションとしている人たちや、有名な事案の当事者の方々は、異業種交流会への参加という場面が避け難く存在する。 こういった機会で、ビジネスにつなげていくのは、そもそも難易度が高い。 その要因の一つが、参加者の多くが「機会を求める人」…